我々の周りの経営環境は日々、目まぐるしく変化し、規制緩和、グローバル化、企業倫理への関心の高まりという流れの中で、会社を導く経営者の手腕がマスコミでも大きく取り上げられています。また、少子高齢化社会を迎え、今まで会社経営の屋台骨を担っていた親の世代が続々と会社をあとにし、次の世代である私達にその責任が引き継がれようとしています。この様な状況の中、私達は事業継承する経営者として、あらゆる問題に対し、本質を見抜き、判断基準となる物差しを持ち、すべての経営責任を背負う覚悟や準備が出来ていると言えるでしょうか?
そこで経営者育成委員会は、「原点に帰り真剣に取り組んでみましょう。」というJ-Revolutionのもと、経営者としての基盤を確立するため、事業を継承する我々がどういった心構えで会社の舵取りに挑んでいくべきかを検証し、経営者としてあらゆる問題に対し、的確な判断を行える為に必要な要素を明らかにして発信することで、誰からも認められる経営者の育成に取り組みます。様々な問題に挑み、解決しながら会社を牽引するには、経営者としての心得、生き様を明確にする事が必要です。経営者のあり方は、会社のあり方を決定する大切な要素であり、社員、顧客、取引先などとの信頼関係や会社の方向性を決める様々な決断に大きく影響します。そこで、青年経済人として同世代で構成される青年会議所のメリットを生かし、メンバー自身が自社の現状を踏まえ、経営者として自分の生き様をどの様に捉え、これからどういった心構えで臨むべきかを探究します。そこから、経営者として重大な責任を背負いながら会社の舵を取り、永続させる為には事業継承する経営者にとって何が必要かを明らかにします。更に、経営を見極める上で備えるべき心構えとその重要性を発信し、あらゆる状況にも対応できる経営者の育成を目指します。
経営の指針として自らの拠り所なる信念を持つ事は、永続的な企業経営への道しるべとなり、地域を担う青年経済人として明るい豊かな社会の実現に役立つものと確信します。また、同じ境遇にある方の共感を得ることは必ずや会員拡大にも繋がると確信します。
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