我々社団法人豊橋青年会議所に所属しているメンバーは、自分の持っている能力の全てを所属する組織に注いでいるという自負がありますか。

　本来、青年会議所という組織には無限のポテンシャルがあり、そこに所属するメンバーの真摯で高潔な活動により、そのポテンシャルは社会さえも変革しうる力があるはずです。

　ところが、昨今の個人主義の奨励は、同時に利己主義という歪みの土壌となり、責任感の欠如、無関心や他人任せを横行させ、その障害は、我々組織の中にも見受けられます。今こそメンバー全員が一致団結をし、同じ方向を向き、襟を正し、市民から一目置かれる組織にならなければ、我々の活動は、決して社会に認められる事はありません。ましてや社会に作用する事などありえないのです。

　「総会」は、まさにＪＣ活動の原点となります。表決権の重さを認識したメンバーの「全員出席」の中で、ＪＣ活動の方向性を熱く議論し、決定していく「総会」の実施こそが、我々の活動の基礎をより強いものにするはずです。そして「総会」において確認された方向性を基礎として行われる様々な活動が社会に有効に作用した時に、社団法人豊橋青年会議所は社会においてその存在を認められ、社会にとって必要な団体として価値を有するのです。我々の手で、本物の「総会」を実現させましょう。

　そこで、本年度、総務委員会では、「総会」のＪＣにおけるその意義と表決権の持つ可能性を説き、積極的な参加の促しや、活発な意見交換の場の設営、運営に努め、かつて社団法人豊橋青年会議所のクオリティの高さの象徴であった厳粛かつ威厳のある「総会」への原点回帰を目指します。また、ホームページの管理運営を通じ、これまでのメンバーへの情報の発信や意見の収集、メンバー間の情報の共有をより活発に行うとともに、メンバー自身が発信する場所を作ることにより、組織とメンバーをより積極的に結びます。また、社団法人豊橋青年会議所のＰＲをわかりやすく、且つ楽しく表現することにより、市民へのＪＣ活動の理解や活発な交流の起点を作ります。本年度の活動が、今後の社団法人豊橋青年会議所において、メンバーの活動意識の高揚と、｢総会｣のクオリティの向上に作用し、しいてはＬＯＭのクオリティの向上につながることを確信致します。