社会において、最小単位である個々の人間が生活するためには、周囲の人々との関わりが不可欠です。身近な例で言えば家庭、学校、会社などがあり、それぞれ目的や組織の規模は違っても必ずリーダーの存在が必要になります。人との関わりで成り立つ様々な場面において、私達Jayceeは地域のリーダーとしての役割を担い、明るい豊かなまちづくりを目指してリーダーシップを発揮すると共に、幾多の問題をも切り抜けられる判断基準を身につけなければなりません。

　そこで本年度リーダーシップ探求委員会では、様々なリーダーや組織が直面する問題を想定し、それらの本質を見抜き、適切な判断をくだす為の「要点」を精査、検証し発信致します。その｢要点｣は、青年会議所の持つネットワークや資源を活用することで、より現実的に分析でき獲得することが出来ると考えます。たとえリーダーの目指す方向が違っていても、共通する「要点」に絞って発信することで、メンバー自らが主体的に行動できるリーダーとして周囲を巻き込む求心力を生み出し、組織を個の集団でなく心をひとつにした真の組織として統率することが出来ると考えます。それはメンバーの資質向上にもつながり、更には、組織の目標にベクトルを合わせて先導出来るリーダーとして誰からも尊敬をもって信頼されるひとづくりに結びつきます。

　地域を担うリーダーとして、それぞれのメンバーが様々な組織の模範となることは、明るい豊かなまちづくりに役立ち、そのメンバーが発するリーダーシップの魅力が、組織を統率する方々の共感を得て必ずや拡大活動にも役立つものと確信します。