【グループ名 委員会名】
世代の力創造グループ
教育の拠り所探究委員会
【タイトル】
6月例会
「あなたの心は伝わっていますか!!
〜お互いの思いやりが社会をつくる〜
【日時】
平成20年6月28日(土)9時30分
【開催場所】
ライフポートとよはし
【事業内容・詳細】
去る6月28日(土)AM9:30よりライフポートとよはし(コンサートホール)にて夜回り先生でお馴染みの水谷修氏をお迎えし、思いやりの心の大切さについてご講演頂きました。
社団法人豊橋青年会議所では、毎年様々なテーマで教育に関する問題について考えております。最近の取り組みをご紹介させて頂きますと、
2004年には親自身が強い心をもった一個人であることを自覚し、子供たちを取り巻く環境を考える場を作るために「親としてのこころのあり方」、「愛情を基にしたより良いコミュニケーション術」、「社会の中での子育て」という3つの講座型事業を行いました。
2005年は教育とは何かを原点から考え、道徳心や親子の絆がかけがいのない絆であることを見直して頂くために親子の絆についての講演会、像を砂浜に作る体験型事業、そして最後にタイムカプセルを埋めて、植樹を行いました。
2006年は親から親へと世代が交流するためには感謝の心が必要であると考え、ありがとうというテーマで講演会を行い、感謝の心がこもった文章を全国から募集する「ありがとうコンテスト」を実施しました。応募総数744作品は冊子にまとめられ市内各所に配布されました。
2007年は子供の教育は家庭が基本であると考え、躾をテーマに講演会と討論会を行ないました。躾はもっと親が子にするものですが、親がしっかりしていないので、親が自分自身を躾るようにと考えました。
本年度2008年度は、これまで社団法人豊橋青年会議所の事業を今一度検証した結果、思いやりというキーワードを見出しました。全ての教育問題の解決には、大人同士や親から子供への思いやりがあれば全てが解決できると考え、本講演会を行う運びとなりました。
この講演会を聞いて、もう一度、思いやりとは何かを考え、そして行動して頂きたいと切に願います。
水谷修氏プロフィール
1956年、横浜に生まれる。少年期を山形にて過ごす。上智大学文学部哲学科卒業。横浜市にて、長く高校教員として勤務。12年間を定時制高校で過ごす。教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行なっている。また、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者たちとふれあい、彼らの非行防止と更生に取り組んでいる。一方で、全国各地からのメールや電話による様々な子どもたちからの相談に答え、子どもたちの不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている。その現場での経験をもとに、専門誌や新聞、雑誌への執筆、テレビ、ラジオなどへの出演、日本各地での講演などを通して、子どもたちが今直面している様々な問題について訴えている。(社)日本青年会議所のOMOIYARI運動にも賛同されています。
最近では社団法人 日本青年会議所 北陸信越地区 ACP運営委員会で「思いやり」について講演が行われました。
水谷先生より今の豊橋の現状や子どもたちを取り巻く環境を踏まえた上で、子ども達にとってどれほど思いやりの心が大切なのかについて熱弁されました。
一般参加者なんと!約800名!多くの皆様が、水谷先生の講演に聞き入っていました。お互いが思いやりを持って頂けき、行動して頂ければ、明るい豊かな社会が築かれていくと思います。
水谷先生との貴重な記念写真です。思いやり講演会を開くにあたり、富田理事長、鈴木副理事長を初め、委員会メンバーの皆さんにご尽力頂き、大成功に終わりました。
JCメンバーの方には教育の重要性や一般の方の関心の高さを感じて頂けたと感じています。今後9月例会参画事業、公開委員会と続きますが、よりいっそう思いやりの大切さを感じて頂くのと同時に地域のリーダーとしての重要性を感じて頂く予定です。
2008年度 教育の拠り所探求委員会 委員長 西原龍文
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